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DTM 初心者講座


No.015 〜 64bit Windowsの導入に関してのメリットとデメリット 〜

64bit Windows導入のお話
64bit Windows導入(前半)

DTM初心者講座第15回目は、DTMへの64bit Windows の導入に関しての、メリット、デメリットを紹介したいと思います。

Windowsを用いた音楽制作環境は、ここ数年をかけて、ちょうど変化期となっており、数年前まで「Windows XP」 というシステムを用いていたものが、今は、それに変わって、「Windows 7」というシステムが主流になっているのは皆さんの中にもご存知の方は多いかと思います。

そんな中、「XP」というシステムは、32bitでの使用がほとんどだったことに対し、「7」は、64bitでの使用が主流になりつつあります。

32bit 64bit というのは、例えるなら、ファミコンと、スーパーファミコンの違いみたいなイメージでしょうか。時代と共に、より多くの処理や記憶が可能になり、PCの世界も、この数年をかけ、いよいよ64bitの時代がやってきた。

といった感じです。

これは、とても良いことです。そして、朗報でもあります。よりたくさんの処理が可能になった方がいいに決まっています。

ただ、そこにはいくつかの問題というか、注意点が存在します。

今回はまず、その注意点(デメリット)について、つぶやいてみようかと思います。



64bit環境への移行への注意点

私のように、もう制作を10年以上もやっていると、お気に入りのシフト音源やら、使い慣れたミックスソフト、愛用のオーディオインターフェースなどがたくさんあります。単に新しいとか古いとかといった枠を超えて、良いものは良いわけで、そういった制作にかかせないソフト音源などがあるわけですが、それらは基本的には32bitのみの仕様となっているものも少なくありません。(←そりゃぁそれまで10年以上、その規格で発展してきたのだけら、無理も無いと思いますが。)

その中には、販売やサポートを終了してしまっているものなどもあるくらいで、それらは、将来的にも、64bit対応版の発売は期待できないわけです。要は、ファミコンのカセットをスーパーファミコンには差し込めないってことですね(汗)

一応、表向き、そんなユーザーが困らないように、「ブリッジ」という機能で、「32bitと64bitの橋渡しが出来ますよ」と、メーカーなども言ってはいるものの、特に少数派である音楽ソフトなどは、もの凄く動作が不安定だったりもして、いわゆる「ブリッジ」という機能は、動作保証ではなく、「運が良ければ正常に動く」的な位置取りと私は考えています。

つまり、それまで32bit環境での制作を行ってきた方は、それを64bit環境に移行するにあたり、使用しているソフト全てに関して、裏付けを取ってから移行作業に入ることが必須と言えます。

あるソフトは、メーカーが親切にも64bit版対応のインストーラーを無料でダウンロードできるものもあるでしょう。

あるソフトは、有料でのアップグレードにて、64bit対応版を手に入れることができたり。

あるソフトは、「ブリッジ」に似た感覚で、32bit版ソフトを64bit環境で使用できるソフトを介することで、使用可能だったりするものもあります。(Vienna Ensemble proなど)

元々最近のソフトであれば、始めから32bit、64bit、両方に対応しているものもありますし。

あるソフトは、完全に、64bit環境下での使用はあきらめるしかないものもあります。

ソフトと違って、オーディオインターフェースなどのハードは、さらに移行が難しい場合があります。すでに形のあるものなので、仕方ないのかもしれませんが、、

これらは、本当にそれぞれによって異なりますし、中には、メーカー的にNGとなっていても、裏技的に使えちゃったりするものもあったりと、そこにはなかなかのドラマがあります。

実は筆者も、とある古いピアノ音源を愛用しているのですが、64bit移行に伴い、ソフトをアップグレードしたのですが、ところがどっこい、音の内容ときたら、バージョンアップどころか、へなちょこな音がするものへとなってしまっていたのです。。

さずがに納得がいかず、なんとか愛用の音源を鳴らせないものかと試行錯誤の結果、上記で述べた「Vienna Ensemble pro」というソフトを介し、見事音を鳴らすことができました。

ちなみに、普通に作業した場合、インストールの時点ですでにエラーとなります。普通はここで諦めますが、それだけ、諦めたく無い音の良さだったのです!(ということで、バージョンアップに費やした料金は無駄になってしまったわけですが、、)

そんなこんなで、64bitPCの購入とは別に、筆者の場合、ソフトの移行、対応に関して、結構な出費になってしまいました。

自分で言うのもなんですが、これでも結構PCに関するノウハウはある方だと思うので、なんとか納得いく移行までこぎ着けましたが、これはあまり詳しくない方だと、多分すごく大変な思いをすると思います。

ですが、この後説明する64bitマシンのメリットを考えると、これは通らなければならない道だと思います。
このメリット(いい話)に関しては、また次回お話します。

お楽しみに!



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